第二回「OpenTypeFont埋め込みは効果なし・・」

お願いしていた印刷屋さんから、データを出力したものをいただきました。 なんとその印刷屋さんが完全OSX環境の印刷屋さんにもお願いしてくれて、OS9環境と2つで実験していただきました。

まず最初にどちらの環境の印刷屋さんでも、イラストレータとPDFのデータは同じと言う結果がでましたので、とりあえずサンプルとしてはイラストレータ出力のみのものを掲載します。

まずは、普通の印刷屋さんのOS9環境での結果です

●MacOS9.2 環境での出力

【使用フォント】NEW-CIDフォントのヒラギノ
【環境】MacOS9.2
【使用ソフト】イラストレータ10

 

 

●結果
MacOS9.2環境(OpenTypeFontがインストールされていない)でデータを開くと、
「所在不明のフォントは、初期設定のフォントで代用されます」のエラーがでます。
なので同じ「ヒラギノ」でも別フォントとして認識されるものだと思います。
PDFでもイラストレータのデータでもかわりはありません。
1)OpenTypeFontがNEW-CIDフォントのヒラギノに置き換わってしまいました。
2)透明効果は見事成功です。

●結論
MacOS9.2環境 の印刷屋さんにお願いする場合はフォントのアウトラインが絶対と言うことになります。他には写真、透明効果はうまくいきました。

※フォントが置き換わってしまうのでは、イラストレータのフォントの埋め込みというのはどう埋め込んでくれたのだろう?というところです・・・・。


●MacOSX 環境での出力

【使用フォント】OpenTypeFontのヒラギノ
【環境】MacOSX
【使用ソフト】イラストレータ10

 

 

●結果
見事、エラーメッセージもなく、問題なく出力できました。
ただし、プリント設定は「レベル3」
(レベル2では透明効果が使えないのでレベル2でのテストはしていません)
「フォントのダウンロード」をチェック(チェックしないと出力されません)
PDFでもイラストレータのデータでもかわりはありません。
1)フォント、透明効果ともなんら問題なしです
2) MacOSXの環境を整備している所がすくなく、出力できるところが限定されます。
●結論
MacOSXの環境が整っていれば、問題なく印刷できます。

なかなか、自分の予想と違った結果となってしまいました。
MacOSXの環境ではなんら問題はないと思っていて、それはよかったのですが
MacOS9.2環境で、イラストレータデータにフォントを埋め込めばなんとかなるか?
と思っていたのだ、しっかりCIDフォントに置き換わり、おなじヒラギノなのに
ツメがずいぶんと違っていて、結局アウトラインをとらないと入校できないという
ことでした・・・。これは画像をクリックして拡大画像の文字のツメがどれくらい違っているのか
確認していただきたいところです・・・。

OS9から立ち上がるMacは今年の夏という噂がながれたのですが、今回新発売されたMacはOSXからしか起動できないみたいです。これはクォークが発売まじかということか・・・・・?
とりあえずMacOSX環境を対応させている印刷会社さんが増えてきているようです。
今年はDTP環境ががらりと変わることには違いありません。

MacOSXでDTPを!